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2013年02月18日(月) 22:11
悪魔たちに揉まれ、ほうほうの体で街に戻ろうとしていたフツオがオザワたちとその使役する悪魔に捕まる前にできたことは、連れていた少女を逃がすことだけだった。「レジスタンスのみんなを連れて戻ってくる」と声を張り上げながら駆けていった少女に今は「戻って来るな」と言い返したかった。縛り上げられ衣服を剥がれた上リンチされていたからだ。 フツオは激しい怒りを腹に渦巻かせながら「こいつらに殴る以上のことはできない」とタカをくくっていた。彼が人間との交渉でやってきたような爪を剥くだの皮を剥ぐだの指をもぐだのといった凄惨な行為は、確かに彼らにはできなかった。しかし愚民はときに悪人の思いつかない犯罪をしでかす。オザワたちは愚民だった。 おい、とオザワが隣の男に耳打ちした。オザワは見張りにしていた悪魔を呼んだ。男たちは囁き合い、そっと脇にのいた。 出入り口からのそりと現れたのは雄の獣人だった。フツオはオザワの意図が解らず、相変わらず口を結びじっとしていた。 オザワはフツオの足の縄を切った。男たちが一本ずつ足を掴み上げた。フツオははっとして、次に獣人の股間の膨らみを見つけ蒼白になった。フツオは全身を使って暴れたが、壁に押し付けられ、拳をくらい、つま先が壁に付くほど足を開かれ、四人がかりで足を押さえられると、ついに身動きが取れなくなった。 「腹には乗るなよ、てめえのカマを悪魔に掘られる所を、しっかり見られるようにな」 オザワはフツオの顔面を踏んだ。 「オラ、なんか言うことねえのか」 「ブッ殺す」 頬をヒクつかせてオザワは獣人に合図した。獣人がフツオの孔を広げ、ペニスを取り出す。ピタリとあてがわれると、フツオはオザワを睨みつけたままギリと歯噛みした。 獣人が思い切り身を沈めると先端の先端は孔に侵入したものの、濡れもしないそこには大き過ぎ進まない。オザワは獣人をどかすと、フツオの縄を切ったナイフを、その孔に滑らせた。どろりと血が流れる。男たちが笑い出す。息を止めて耐えたフツオは、獣人のペニスが再び近づいて来るのを歯ぎしりしながら見ていた。フツオは挑発されたら乗った後、十倍で返す男だった。頭の中ではどう制裁するかを考えていた。 入り口に当たると目を眇め、ふいに眉根を歪め、侵入するにつれ苦痛に背を曲げた。いつか悪魔の爪が胸を貫通したときの痛みを思い出して、直腸が裂けていくのを耐えた。ゲラゲラと笑いながら、男たちのひとりは自分のペニスを擦りだした。獣人のペニスが根元まで入ったとき初めてフツオは喉の奥をぐっと鳴らした。一巡目の数秒は、何時間もかけて皮を剥がれたかと錯覚する激痛だった。それから獣人は血が溢れるばかりの孔をめちゃくちゃに行き来した。奥まで届くたび「ぐっ」と唸るフツオの体に男たちがペニスを擦り付け始める。 PR |